2020.02.05MEDISO:インタビュー
MEDISO新春特別インタビュー 本荘修二様
こんにちは、MEDISO事務局です。今回は、新春特別記事といたしまして、MEDISOのアドバイザリー委員でいらっしゃいます本荘事務所代表 本荘修二様にお話を伺いました。
ベンチャービジネスとの関わりはどのようなものでしょうか
新事業をメインとしたベンチャー/大企業/投資家のアドバイザーを務め、多摩大学MBAで「実践アントレプレナーシップ」を担当し、500 StartupsやFounder Institute、始動ネクストイノベーター、福岡県などいくつかの起業支援プログラム等でメンターをしています。
1980年代から数十年に渡り、ベンチャーの当事者であり応援団であり続けています。中でもCSKセガ・グループ大川功会長付と(米投資育成会社)General Atlantic日本代表では、日米のベンチャー投資育成の最先端で揉まれました。
(前身の厚労大臣懇談会を含め)医療系ベンチャー振興推進会議の座長を務めていますが、ライフワークとしてベンチャーのコミュニティ(エコシステム)づくりとその発展に尽力しています。
2020年の医療系ベンチャーにはどのような期待をお持ちですか
研究者やサイエンスなど日本には大きなポテンシャルがありますが、医療系ベンチャーとしての成果はまだまだです。
もっともっと医療系ベンチャーが注目され、人・金・サポートが集まることを期待します。そこから未来が創られることを希望します。
また、広い意味でのヘルスケアに医療系ベンチャーの領域が交わり重なることで、フロンティアを切り開いて欲しいです。これは世界的なリーダー企業が求めていることでもあります。
ベンチャーはいくつもの壁を乗り越えねばなりません。しかしサイエンティストや起業家は、ベンチャーは初体験で頼る人のネットワークもないことが多いです。すると、どうやって前に進めばよいか分からず、つまずいてしまいます。これはもったいないし、残念なことです。
そこで経験や専門性からの知恵があれば、チャレンジを克服するために役立つはずです。MEDISOに期待していることは、その役割です。
さらには、ベンチャーに取り組む人・組織がつながることで、エコシステムづくりが進むことを望んでいます。
ご趣味も教えてください!
一昨年夏に父親になり、いまは育児が趣味です。いわば家庭内スタートアップですね。
昔から、キラッと光るところのある問題児をサポートするのが好きです。学生時代はインディーズのロックバンドの支援もしていました。
そして音楽好きですね。「ロッキンf」という雑誌で書いていたこともあります。
インタビューは以上になります。ご協力をありがとうございました。