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厚生労働省

2019.09.26MEDISO:インタビュー

MEDISOサポーターインタビュー 能見 貴人 様

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こんにちは、MEDISO事務局です。今回は、普段面談を実施していただいている非常勤サポーターにお話しを伺いました。本日は、FORESIGHT&LINX株式会社 代表取締役 能見 貴人 様です。


能見さんのキャリアを教えてください。

私のキャリアはアカデミアでの研究からスタートしました。当時は、創薬とは直接結び付かない、分子生物学の基礎研究に約10年没頭していました。その後、ノバルティスファーマに入社し移植に関わる創薬研究を行い、グラクソ・スミスクライン【GSK】 で創薬研究所の所長を務めた後、独立しました。独立してからは、日本の研究シーズの導入を望む海外の製薬企業から委託を受けて日本のアカデミアやベンチャー企業の研究シーズを調査するという、オープンイノベーションの先駆けのような仕事をしていました。そのような中で、オープンイノベーションを目指すサノフィから声がかかり、日本の創薬シーズや創薬関連技術の探索と評価を担ってきました。現在は、サノフィを退職して、再び独立し、海外製薬企業の依頼で日本の研究シーズの調査や、逆に国内の製薬企業やバイオベンチャーの依頼で創薬プログラムや基盤技術を海外の製薬企業等にライセンス導出するという橋渡しの仕事を引き続き行っています。


ご自身の得意とする支援はなんでしょうか。

グローバルファーマでの創薬研究および事業開発の経験と人脈をもとに、アカデミアやベンチャー企業に対して、大手製薬企業とのパートナリングで求められるデータの質や量、アピール方法の指導、あるいは大手製薬企業が今求めている研究シーズに基づく研究戦略支援を行っています。


実際にMEDISOサポーターとして活動してみて、いかがでしょう。

コンサルタントが有料で行う支援の一部を無料で受けられるため、利用しない手はないと思います。特に、製薬企業等へのライセンス導出を目指して研究開発を行っているアカデミアやベンチャー企業に積極的に利用して欲しいです。研究開発の段階から、大手製薬企業とのパートナリングを意識した研究計画やデータの収集が必要となるので、アーリーステージから相談に来て頂きたいです。


話題は変わりますが、今、能見さんが注目している領域は何でしょうか。

将来は、飲み薬ではない新たなモダリティが強力な治療ツールになると考えています。遺伝子治療や細胞治療の開発も進んでいますが、さらに進んで、例えばアプリケーション、マイクロロボット、バイオエレクトロニクスなどによる治療法が発展していくのではないかと予想します。 これらの治療方法は、今までの製薬企業だけでは開発できず、工学やエレクトロニクス、情報技術との共同研究開発が進み、医薬品と医療機器の境界は薄れていくことになると思います。







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