13:00 ― 13:10 |
オープニング・メッセージ
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13:10 ― 13:20 |
政府のスタートアップ戦略:日本から先駆者を
昨年2月、「ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム」(ヘルスタPT)が発足し、6月には、政府の新たなスタートアップ戦略として、「ヘルスケアスタートアップの振興・支援に関するホワイトペーパー」が取りまとめられました。今回のシンポジウムのねらいについて、本ホワイトペーパーと紐付けてご紹介いたします。
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13:20 ― 15:00 |
日本スタートアップ・ショーケース:グローバル登竜門に挑む(英語実施)
「日本スタートアップ・ショーケース:グローバル登竜門に挑む」では、日本の医療系スタートアップが登壇し、革新的な技術とビジネスモデルを紹介します。海外のキャピタリストからの貴重なフィードバックを通じて、スタートアップがグローバルな視点を取り入れた成長を目指す姿をご期待ください。
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15:10 ― 16:10 |
日本のスタートアップへの投資:米国VCは何を求めるのか?(英語実施)
「日本のスタートアップへの投資:米国VCは何を求めるのか?」では、日本のスタートアップへの投資促進施策がどのように投資を後押しするかについて、海外キャピタリストと政府担当者を交えてディスカッションいたします。国際的な投資家の視点を学び、日本のスタートアップが世界で活躍するための戦略を探るセッションです。
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16:10 ― 16:30 |
スタートアップのビジョンとグローバル・エコシステム:日本を超えた成長
この1年間でスタートアップを取り巻く環境は大きく変わろうとしています。特に創薬においては、政府一丸となって環境基盤整備する動きが活発になっています。本セッションでは、グローバル化を目指すスタートアップの成長と成功を支えるために形成されるネットワークや環境作りに寄与する政府の動きや取組をご紹介いたします。
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16:30 ― 16:45 |
クロージング・ファイヤーサイドチャット
シンポジウムの締めくくりとして、企画委員を含むクロージング・ファイヤーサイドチャットを開催します。このセッションでは、医療系スタートアップのエコシステムを支える専門家たちが集い、各々の視点から現状と未来について語ります。貴重な洞察とともに、スタートアップのさらなる発展に向けた議論をお楽しみください。
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17:00 ― 18:00 | ネットワーキング |
※時間やコンテンツは変更になる場合がございます。
<登壇者>※順不同
Joseph Jeong 氏
ARCH Venture Partners, Venture Partner
2021年にベンチャーパートナーとしてARCHに参画。バイオテクノロジー、半導体、ディスプレイ、エネルギー、先進的な材料など、ディープテック業界の幅広い分野で投資を行う。米国、欧州、韓国、日本、台湾、東南アジアへの投資経験を有する。
ARCH参画以前は、シンガポールを拠点とするライフサイエンスツールおよび診断に特化したVCであるBiopath Venturesの共同創設者兼パートナーを務めた。それ以前は、半導体およびディスプレイ業界向け装置のグローバルリーディングカンパニーApplied MaterialsのCVC部門Applied Venturesにてファンドの立上げを実施した。
William Dai 氏
ShangBay Capital, Founding Managing Partner
2015年にカリフォルニア州に拠点を置くアーリーステージの医療機器に特化したベンチャーキャピタルShangBay Capitalを設立し、これまでに60社へ投資を行い、複数の企業をエグジットへと導いてきた。アジアおよび米国において、企業財務、合併・買収、資本市場の20年以上の豊富な経験を有する。
ShangBay Capitalの設立以前にはShangPharma、Nepstar Corporation、Microport Scientific Corporation、およびBoston Scientific ChinaのCFOを務める。
現在、SetPoint Medical、Aqua Medicalなどの企業の取締役を務め、過去にはNeuroVasc (2019年に買収) およびArrinex (2019年にStrykerに買収) の取締役を歴任。
Michael Hurley 氏
Deerfield Management, Principal
2022年にDeerfield Managementに参画し、医療技術と治療薬分野への投資に注力。
Lunair Medical、R3 Vascularなどの企業の取締役、およびその他のポートフォリオ企業5社の取締役会オブザーバーを務めてきた。
Deerfield Management参画以前は、Blackstone Life Sciencesのシニアアソシエイトとして、医療技術、バイオテクノロジー、製薬分野への投資を行ってきた。
Blackstone Life Sciences入社以前は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の臨床助教授とサンフランシスコ退役軍人医療センターの開業医を兼任。
マサチューセッツ工科大学で材料科学および工学の学士号、スタンフォード大学医学部で臨床疫学および生物統計学の修士号と医学博士号を取得。
Uciane Scarlett 氏
Stealth, General Partner
ライフサイエンス分野の経験豊富な投資家であり、ベンチャー投資、企業創出、バイオテクノロジー分野での運営において広範な経験を持つ。
直近では、MPM BioImpactのプリンシパルを務め、ベンチャー投資、新会社の創出に従事した。彼女はDana-Farber Cancer Instituteと共同で1億ドルのベンチャーフィランソロピーファンドを共同管理した。はまた、いくつかのMPM BioImpactのポートフォリオ企業の取締役会に参加していた。
MPM BioImpact以前は、Ucianeは英国に拠点を置く機関ファンドであるOxford Sciences Enterpriseのプリンシパルを務め、ライフサイエンス部門を共同でリードし、企業創出活動を主導。T-Cypher Bio、PepGen(NASDAQ: PEPG)、ORFonyxを含む複数の企業の資金調達を主導。Ucianeは、T-Cypher Bio、PepGen、Miro Bio(Gileadにより買収)、DJS(AbbVieにより買収)、Scenic Bioなどの企業の取締役会でOSEを代表した。
投資以外にも、UcianeはDartmouthのGeisel School of Medicineを含むいくつかの諮問委員会に参加。彼女は2019年に設立されて以来、さまざまな非営利団体に対して20万ドル以上を調達した年次イベント「Emerging Frontiers in Oncology」の創設者および主催者である。
Dartmouth Collegeで癌免疫学の博士号を取得。
Andrew Sanden 氏
Intrinsic Venture Capital, Co-Founder/CEO
Intrinsic Venture CapitalとIntrinsic Innovationsの共同創設者兼CEO、CVCA(Canadian Venture Capital and Private Equity Association)の政府関係委員会のメンバーを務める。特にグローバル展開を検討する起業家に対して支援を行うことで、テクノロジーとイノベーションを振興する。スタートアップ・エコシステム、エネルギーセクター、防衛通信セクター、ベンチャーキャピタル、小規模なプライベートエクイティを専門とする。
2012年にUniversity of Western Ontarioでソフトウェアエンジニアリングの理学士号と、財務およびアントレプレナーシップのMBAを取得。
香本 慎一郎 氏
Eight Roads Ventures Japan, Partner
2017年にパートナーとしてEight Roads Ventures Japanに参画。
日本でEight Roadsのヘルスケア及びバイオ・サイエンス・チームを率い、バイオテック/ライフサイエンス、ヘルスケアIT/サービス、メドテックのテーマに投資を行う。
Eight Roads Ventures Japan参画以前は、三井物産株式会社にて国内外のヘルスケア・IT関連事業に従事し、北米・シンガポールなどでM&Aやヘルスケアビジネスの経営に従事。
二見 崇史 氏
AN Venture Partners, Partner
製薬会社での研究開発/CVC/Open Innovation/経営企画の経験、および、独立系VCでの会社設立、海外投資の経験を元に、主に研究機関での研究成果をベースとしたスタートアップの組成を主導。
東北大学特任教授、名古屋大学客員教授、岡山大学客員教授、京都大学フェロー、理化学研究所フェロー、内閣府グローバル・スタートアップ・キャンパス構想有識者会議メンバー、総合科学技術・イノベーション会議専門委員等を拝命し、日本のエコシステム活性化にも貢献している。(医科学博士、MBA)
本荘 修二 氏
本荘事務所 代表, 多摩大学 客員教授, 医療系ベンチャー振興推進会議 座長
日本、米国、アジアのスタートアップ、大企業、投資家のアドバイザー。Techstars、Endeavor、始動Next Innovator、福岡県などで起業家メンターを、またIPA未踏アドバンスト審査委員を務める。ボストン コンサルティング グループ、米Computer Sciences Corp.にて経営コンサルティングに従事の後、CSK/セガ・グループで会長付・グループ戦略室マネジャーを務める。米国の投資育成会社General Atlantic LLC日本代表などを経て、現在に至る。
吉川 真由 氏
ARCH Venture Partners, Senior Advisor
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、生命科学博士。
マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、国内VCに参画し、約6年間にわたりバイオテックスタートアップへの投資をリード。 科学技術振興機構「大学発新産業創出プログラム」の事業プロモーター等を兼任してきた。
その後、日米バイオテックファンドAN Venturesを創業し、現在はARCH Venture Partnersシニアアドバイザーとして主に日本のアカデミア技術を用いたカンパニークリエーションや事業開発に携わる(City Therapeutics等)。
並行して、自らも日米複数のバイオテックスタートアップの経営に携わる。
曽山 明彦 氏
一般社団法人 Life Science Innovation Network Japan常務理事 / 東北大学 特任教授
2016年のLINK-J設立以来、CEOを務めている。それ以前は、経済産業省、ボストンコンサルティンググループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社などで役員他を歴任。また、コロンビア大学経営学修士(MBA)、東京大学理学部物理学科卒業。東北大学教授を務めるほか、政府や自治体の各種委員会等も歴任。
奥田 浩美 氏
株式会社ウィズグループ 代表取締役
株式会社ウィズグループ 代表取締役。ムンバイ大学(在学時:インド国立ボンベイ大学) 大学院社会福祉課程修了。1991年にIT特化のカンファレンス事業を起業。2001年に株式会社ウィズグループを設立。2013年には過疎地に株式会社たからのやまを創業し、地域の社会課題に対しITで何が出来るかを検証する事業を開始。委員:環境省「環境スタートアップ大賞」審査委員長、経産省「未踏IT人材発掘・育成事業」審査委員、厚労省「医療系ベンチャー振興推進会議」委員等 、 著書:ワクワクすることだけ、やればいい!(PHP出版)ほか
内山 博之 氏
厚生労働省 大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官
平成3年厚生省(現・厚生労働省)入省後、大臣官房総務課企画官、社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課地域移行・障害児支援室長、社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長、年金局総務課長、デジタル庁国民向けサービスグループ次長等を歴任、令和5年7月より現職。
藤井 大資 氏
厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課医薬品産業・ベンチャー等支援政策室 室長
平成19年厚生労働省入省後、医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部監視安全課専門官、内閣官房新型インフルエンザ等対策室参事官補佐、医薬・生活衛生局医薬安全対策課課長補佐、医薬局監視指導・麻薬対策課課長補佐等を歴任。令和6年7月より現職。
水谷 忠由 氏
厚生労働省 医政局医薬産業振興・医療情報企画課長
平成9年厚生省(現・厚生労働省)入省後、老健局認知症施策推進室長、大臣官房総務課企画官、厚生労働大臣秘書官、内閣官房長官秘書官、保険局医療介護連携政策課長等を歴任。令和5年8月より現職。
篠原 英次 氏
株式会社Alchemedicine取締役CFO/管理部長
青山監査法人(現在PwC Japan有限責任監査法人)にて監査業務及びアドバイザリー業務に15年間(うち1年間はPwC New Yorkに出向)従事後、外資系企業の経理及びスタートアップ企業の管理業務全般を経験。CFOとして関与した前職をM&AによりExitさせた後の2021年7月に入社。管理部部長として、経理をはじめ管理業務全般を責任者として統括。2022年12月取締役就任。公認会計士。
塩野 敬彦 氏
株式会社ANRis CEO
2024年8月にCEOとして(株)ANRisに参画。それ以前の9年間、ブラックストーン等のプライベートエクイティ・ファンド傘下の製薬企業で、事業戦略、営業推進の役員として、バイオシミラー製品の立上げ、後発医薬品の供給問題等に取組む。製薬業界以前は、人材組織開発、チェンジマネジメントのコンサルタント、実務家として、Accenture、IBMなどで、グローバルM&A、日本企業の海外進出、事業構造改革などのプロジェクトを推進。
2011年~2019年にかけて強直性脊椎炎に罹患し、現在は日本AS友の会の会長を務めるとともに、難病のこども支援全国ネットワークや日本難病・疾病団体協議会の事業を支援。
杉本 宗優 氏
株式会社INOPASE 代表取締役CEO
慶應義塾大学総合政策学部、Washington University in St. Louis Olin Business School経営学修士。KPMGあずさ監査法人(公認会計士監査)、ノバルティスファーマ株式会社(経営計画部)、株式会社CDIメディカル(経営コンサルティング)を経て、2019-2020年に東京大学ジャパンバイオデザインフェローシッププログラムに参画。フェロー修了後の2021年に、株式会社INOPASEを共同創業。代表取締役CEOとして、植込み型ニューロモデュレーションデバイスの開発に取り組む。2024年MedTech Innovator APACプログラムのファイナリストに選出。
髙山 喜好 氏
株式会社エヌビィー健康研究所 創業者兼代表取締役
大正製薬で12年以上研究員として勤務、免疫炎症、呼吸器、循環器創薬プログラムに携わる。その間、ハーバード大学医学部付属ブリガムアンドウーメンズ病院循環器内科 リサーチフェローとして基礎研究に従事しながら、ボストンにおける創薬エコシステムの見聞を広める。2006年に故郷札幌に戻り単独で創薬バイオテックを起業し、当社の技術コンセプト、創薬テーマを構想。東京大学大学院薬学系研究科修了(薬学博士)。現在、北海道大学ワクチン研究開発拠点客員教授を兼務。
長谷部 光泉 氏
Global Vascular株式会社 取締役・創設アドバイザー
医・工のダブルディグリーを有し、2000年より東海大学医学部と慶應義塾大学理工学部の医工連携チーム Hasebe Research Group (HRG) を主催。全医療機器に応用可能な抗血栓性・生体適合性ダイヤモンド系ナノコーティング (F-DLC) の発明者など多数発明。放射線診断科学・画像下治療(IVR・カテーテル手術)の専門医として 30年以上の臨床経験 を持ち、数々の医療機器を開発したシリアルアントレプレナー。現在、東海大学医学部教授、慶應義塾大学医学部客員教授、MIT/ハーバード大学医学部客員教授 を務めるほか、Diamond Medino Capital CEO 兼任。PMDA専門委員、関連学会理事歴任。
佐藤 亨 氏
ソニア・セラピューティクス株式会社 代表取締役社長兼CEO, 創業者
大学卒業後に小野薬品に入社。国内営業を務めた後、2006年に韓国ソウル支店長を務めた。帰国後、事業戦略本部海外戦略室にてオプジーボの海外展開のため韓国・台湾法人を設立し、自ら代表として経営に従事した。帰国後、オンコリスバイオファーマで事業企画部長、同社出資先のペンシルベニア大発のLiquid Biotech USAのBoard Memberを歴任。2019年に共同創業者の岡本淳と吉澤晋と出会い、2020年2月にソニア・セラピューティクスを設立し、代表として経営に従事している。
森中 紹文 氏
リジェネフロ株式会社 代表取締役CEO
2023年より現職。アステラス製薬でバイオ医薬品の研究開発、個別化医療、臨床への橋渡し研究、医療機器・デジタルヘルスの新規事業開発に従事。その後シリコンバレーのCVCに赴任し、現地の医療機器系VCと協働。帰国後、ジャフコにてライフサイエンス分野の研究開発型スタートアップへ投資し、取締役として成長を支援。さらにJST STARTの事業プロモーターやMEDISOのサポーターとして、大学発ベンチャーや医薬品・医療機器・再生医療等の実用化を後押しした。博士(生命科学)、MBA。
和田 郁人 氏
リードファーマ株式会社 代表取締役社長
2009年に大阪大学薬学部へ入学し、核酸医薬と出会う。大学院に進学後、核酸医薬の研究に従事し、2018年に博士号(薬科学)を取得。2015年より、国立循環器病研究センター研究所にて核酸医薬実用化に向けた研究を進める。2019年、そのシーズを及び技術をもとにリードファーマ株式会社(Liid Pharmaceuticals, Inc.)を斯波部長とともに設立。代表取締役社長に就任。
吉井 幸恵 氏
リンクメッド株式会社 代表取締役社長
2022年にリンクメッド株式会社を設立し、代表取締役に就任。
筑波大学卒業、同大学院で博士(理学)取得。QST(量子科学技術研究開発機構)において10 年以上に及び放射性同位元素64Cuを用いる「見える」がん治療薬の研究開発に従事し、複数のがん種に対する治療・診断薬の開発を主導。現在、悪性神経膠腫対象に第Ⅲ相臨床試験を、膵がんPET画像診断として第Ⅰ相臨床試験を実施中。