INTERVIEWMEDISOサポーターインタビュー記事 久保康弘様
2020.09.10
こんにちは、MEDISO事務局です。今回は、普段面談を実施していいただいている非常勤サポーターにお話しを伺いました。本日は、久保康弘技術士事務所 代表 久保康弘様です。
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久保さんのキャリアを教えてください。
工学部生物工学科を卒業後、大学院修士課程を経て製薬会社に7年勤務、医薬品や医療機器、診断薬などの生産技術エンジニアリングや、GMP、QMSなどの法規制対応業務を行っていました。その後バイオベンチャーブームの中で銀行系のベンチャーキャピタルに移り、ハンズオン型の企業投資育成などおこなっていました。総合金融系VCではファンド総額100億円規模のポートフォリオを構築したり、投資可否の審査業務も担当しましたが、その中には無事にIPOを果たした案件もありました。現在は技術士・経営士としてベンチャー支援を行っております。製薬企業、VC、ベンチャー企業の社外取締役等の様々な経験をしていますので、ベンチャー企業が抱える課題に対し、多角的にアドバイスを行うことが可能です。
MEDISOサポーターとして活動してみて、いかがでしょうか?
様々な相談に対応してきましたが、薬事関係、法規制関係、それから事業推進のための資金調達が多くなってきたように思います。どちらも必要ですが、企業の継続性を考えると、資金調達に関する相談も安心してできるのがMEDISOならではないかと思います。最初からVC等に相談に行くと、どうしても向こうのペースで話が進んでしまいがちです(笑)。MEDISOは、サポーターと「腹を割った話」ができる場です。ベンチャー企業の皆さんには不安なこと、不利なこと、すべてさらけ出しても大丈夫ですので、VC等に相談する前の戦略立案支援の場としても活用してほしいと思います。
医療系ベンチャー企業へのメッセージをお願いします。
現在、医薬品・医療機器・再生医療等製品の開発カテゴリーも細分化してきました。医療系ベンチャーの皆様には、是非「患者さんのために何ができるか」という前提でビジネスを考えていただきたいと思います。そのためにクリアする必要がある課題の明確化や解決方針の決定に際しては、どんどんMEDISOに気軽にご相談いただければと思います。
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オフの過ごし方について教えてください。
オンの時は緊張が続きますので、オフの際はいかに緊張と弛緩のバランスをとるかを考えています。現在、徳島を拠点としていますので、四国酒祭りなどの地域振興系イベントや、徳島ジャズストリートなどの音楽系イベントまわりを楽しんでいます。徳島は人口当たりのバーの数が日本一のようで、私も行きつけのジャズバーがあり、月に1、2回ライブを楽しんでいます。
※本インタビューは2020年2月に実施したものです。